『 ハチ公物語 』 ~ 健気なハチの可愛らしさに涙
忠犬ハチ公といえば、誰もが知っているお話。
この『ハチ公物語』のリメイク版『 HACHI 約束の犬 』がラッセ・ハルストレム監督、リチャード・ギア主演でハリウッドで映画化され、昨日8月8日から公開されました。
『 HACHI 約束の犬 』 オフィシャルサイト
実際に、どんなお話だったのだろうと興味を持ち、
TV放映されていた『 ハチ公物語 』を観ました。
『 ハチ公物語 』(1987年製作)は、飼主の大学教授が亡くなってからも、渋谷の駅で主人を待ち続けた忠犬ハチの実話を基に人間と動物の交流を描いたものです。原作・脚本は新藤兼人、監督は神山征二郎。
1924年から教授宅に飼われるようになった秋田犬のハチはイタズラ盛り。人には人格が、犬には犬格があると言う教授は、ハチに自由奔放な生き方をさせとても可愛がっていました。いつからか教授を渋谷の駅まで送り迎えするのがハチの日課となり、雨の日も雪の日も送り迎えするハチの姿を、交番の巡査や屋台の焼き鳥屋の夫婦、駅長たちがあたたかく見守っていました。しかし、教授が急逝してしまいますが、毎日、渋谷駅前で主人の帰りを待ち続けたとされ、東京朝日新聞の記事により世間一般に知れ渡りました。主人を慕うハチの一途な姿は人々に感銘を与え、「忠犬」と呼ばれるようになったそうです。1934年4月21日、渋谷駅前に銅像が建てられ、除幕式にはハチ自身も出席しました。ハチが生きているうちに銅像が建てられたのです。1935年3月8日、雪の中でハチは教授を待ちながら13年の生涯を閉じました。遺体は剥製とされ、国立科学博物館に保存されています。
『 ハチ公物語 』を観ていて、ハチの健気さが可愛くてたまりませんでした。葬列の車を追って走り出すハチや駅前でひたすら主人の帰りを待つ姿には、涙が止まりませんでした。こうしていろいろと調べてみると忠犬ハチ公のことをあらたに知ることができて、とても興味深かったです。
愛らしいハチの姿に癒されるひとときでした。
『 HACHI 約束の犬 』も機会をとらえて観てみたいです。
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