■超話題！【春の健康！大反響ＳＰ★お茶パワー３割ＵＰ技コレステ減】～ためしてガッテン！静岡・掛川・深蒸し茶: ハッピーサンフラワー

ＮＨＫためしてガッテン３月９日放送

【春の健康！大反響ＳＰ認知症？一発見分け術
お茶パワー３割ＵＰ技コレステ減】の詳細情報です

お茶パワー３割ＵＰ技コレステ減

がん死亡率の低い市区町村を調べると、掛川市を筆頭に上位に緑茶の産地が並びますが、その中でも掛川がトップである秘密は掛川の人が飲む緑茶にあり、調べてみると、普通の緑茶よりも、濃くて濁っていました。掛川の緑茶の多くは「深蒸し茶」と呼ばれるタイプで、掛川は日照時間が長く、茶葉の渋みが強くなるため、渋みを和らげるために蒸し時間を通常の倍にして作ったものが深蒸し茶です。

深蒸し茶は蒸し時間が長いことで、茶葉の細胞が通常のお茶より破壊されているため、βカロテン・ビタミンＥ・クロロフィル類など本来溶け出さない茶葉の栄養成分まで、お茶に含まれるようになり、飲むことができます。

普通の茶葉でも、深蒸し茶と同等以上に栄養効果が得られる「すり鉢茶」のレシピ
（１）すり鉢にお茶の葉を２グラム弱入れ、熱湯を小さじ１杯ほど足し、
　　　すりこ木で１分ほどする。
（２）ペースト状になったお茶の葉に、熱湯を２００ミリリットルほど加えて
　　　１分ほど置き、茶こしでこす。
※おすすめは大き目のコップで１日３杯（６００ｍｌ）。

すり鉢茶は、悪玉コレステロール値を下げて、メタボ解消の効果が高いことが、科学的に明らかになっていますが、その栄養パワーをアップさせるワザとして、視聴者から多数寄せられたワザが「ミルで茶葉を砕いて、お茶を入れる」方法でした。

ミル茶は健康効果を本当に高めるのか検証したところ、同じ茶葉の量で比べると、カテキン・βカロテン・ビタミンＥすべてで成分的にはかなり高い値になることが分かりましたが、舌触りが少しザラザラ、味も苦味が強くなり、お好み次第です。

また、茶カテキンはなかなか体に取り込まれませんが、冷蔵庫の中の牛乳を緑茶に加えると、カテキンが牛乳の脂肪とくっつき、カテキンの吸収率が３０％アップします。

ガッテン流！「すり鉢茶ラテ」のレシピ
材料
　茶葉２ｇ、熱湯５０ｍｌ、牛乳５０ｍｌ
作り方
（１）すり鉢に茶葉２ｇを入れ、小さじ１杯ほどの熱湯を入れ、
　　　ペースト状になるまで１分ほどする。
（２）熱湯５０ｍｌを（１）に入れて２分間待ってから、茶漉しでこす。
（３）温めておいた牛乳を（２）に入れて出来上がり。