毎日の新聞は 【人の温もりが伝わる】～ 第１７回新聞配達に関するエッセーコンテスト表彰式

みなさん、毎日、新聞を読んでいますか？

「テレビやネットでニュースはわかるから。新聞は読まなくても・・・。」

そんなふうに考える人もいらっしゃるかもしれませんが、毎日のたくさんのニュースが盛り込まれた新聞が、確実に一軒一軒の家々に届くということ。新聞配達に関するちょっといい話、日ごろ感じていることや心温まるエピソード、新聞配達での経験などを400字程度のエッセーにまとめ、ご応募いただく「新聞配達に関するエッセーコンテスト」に、今年は国内外から3,793編の応募がありました。

日本の新聞の発行部数は約5,035万部。そのうち、およそ4,770万部（94.7％）もの新聞が毎日、約40万5,000人の販売所従業員によって、読者の手もとに戸別配達されています。

昨日は、第１7回新聞配達に関するエッセーコンテスト表彰式の司会を務めてきました。第11回から表彰式が行われ、今年で7回目となり、表彰式開始以来ずっと司会を務めさせていただいています。

もしかしたら、みなさんのお手元の今朝の新聞に、この表彰式の記事が掲載されているかと思います。

今年は、特別審査員にロザン（宇治原さん・菅さん）のお二人をお招きしました。初の男性の特別審査員でした。（毎年、女優さんや文化人の方などずっと女性の方が務めていらっしゃいました）

http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=2221/r=118

表彰式のあと、写真撮影の際に、記念に一緒にお願いしますと言われて、受賞者の方々とお写真を

写真は、私の故郷、新潟県からお越しの「大学生・社会人部門」で最優秀賞に輝いた、浅井　幸枝さんです。魚沼市にあるご実家が新聞販売店を営まれていて、あの6年前の中越地震のときにも、震災の翌朝、一軒、一軒、声を掛けながら新聞配達されたご両親のお話をエッセイにまとめられ、受賞されました。

『 震災の翌朝届いた新聞 』

http://www.pressnet.or.jp/about/recruitment/essay/works.html#daigakuhighest

本当にみなさんのエッセイがとてもよく、その場面が生き生きと伝わってくるものばかりで、感心しました。

今年で、司会を務めさせて戴いて7年目になりますが、とても嬉しかったことがありました。

特別審査員のロザンのお二人から、コンテストの感想を戴いた際に、菅さんが、

「これだけ大勢の人の前で、一度もかまずにエッセイを朗読されたあの方にも、拍手を」と

最後におっしゃって下さったことです

毎年、心を込めて、一生懸命書かれたみなさんの気持ちが伝わるようにと、朗読させていただいておりましたが、こうして、特別審査員の方から、あたたかなお言葉を戴いて、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。いっぺんに、ロザンのお二人のファンになってしまいました

毎年、この表彰式の司会を務めさせていただいていて感じるのですが、人がつくって、人が配達する新聞には、たくさんの人々の温もりが込められた、あたたかなものだということ。そして、もっと新聞に親しんで、多くの人が新聞を読んでもらえるようになればいいなぁと思います。

みなさん、ぜひ新聞の良さを見直していただけたら幸いです。

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http://www.pressnet.or.jp/about/recruitment/essay/list.html