春は別れのとき ～ 【サンデープロジェクト＆田舎に泊まろう】最終回に寄せて

春 　桜も咲いて、別れと新たな旅立ちのとき。

この3月末は機首期末の番組改編で、

なじみのあったテレビ番組が次々と最終回を迎えてしまった。

日曜の朝　日本を変えようという

サンプロこと

　サンデープロジェクト

http://www.tv-asahi.co.jp/sunpro/

２１年！という長きにわたってのこの政治討論・時事番組

田原総一朗氏の舌鋒鋭く、たくさんの政治家がやり込められているのを観ていて、とても面白いと感じていた。

また、諸々の政治・経済・時事問題を取り扱っていた本当に優れたプログラムだったと思う。

今度は、BSで放送されると、ラストで言っていたが果たして、地上波の日曜のこの枠に、テレ朝は4月から何を持ってくるのかというのも、興味深いところ。

BSでの今後の放送に期待。

そして、日曜夜のお楽しみといえば、テレビ東京の

　田舎に泊まろう

http://www.tv-tokyo.co.jp/inaka/

これは、本当に毎回、はらはらどきどきしながら観ていた。

でも、番組が開始されて7年という月日が、やがて全国的な知名度の高さにつながり予定調和的なお泊り交渉になってしまっていったということがどうも、今回の潮時を迎えた一因とも。

何年か前になるが、私の故郷、新潟県中魚沼郡津南町でも欽ちゃんこと、萩本欽一さんがこの「田舎に泊まろう」で泊まりにきたのだ。津南だけでなく、新潟県内で、十日町や他の県内各地でも何度もロケが行なわれていた。新潟は比較的、泊りたいという交渉がしやすい土地だったのではないかと思う。土地柄というか、人柄がやはり出るのであって泊めてくださいと頼まれれば、自分のところが無理でも近所や仲間の人たちで集まって、泊まるところが可能な家をみんなで探そうというのが、見てとれた。こうしたところが、県民性が出るところだと感じた。

毎回、いろんな芸能人のさまざまな素顔や宿泊となったお家の個々のエピソードに涙してぐっとくる、とてもいいプログラムだった。何よりも、広い日本全国のたくさんの未知の田舎を、その土地、空気、人を、暮らしを見せてもらえたのが、とても楽しく面白かった。

毎週の日曜夜に楽しみにしていたのに、残念。

いつか【新生　田舎に泊まろう！】を観たいなぁ

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