■超話題！【今注目鳩山オバマの妻も実践究極ホメ術…夫子供を成功に導く（秘）魔法＆逆効果ホメ方】 ～ エチカの鏡

エチカの鏡　３月１４日の放送は

【今注目鳩山オバマの妻も実践究極ホメ術

　…夫子供を成功に導く（秘）魔法＆逆効果ホメ方】

の詳細情報です。

ほめる技術「ホメテク」がテーマになりましたが、日本の第９３代内閣総理大臣夫人の鳩山幸と第４４代アメリカ合衆国大統領夫人のミシェル・オバマには、夫をホメることで、夫を一国のトップへと押し上げ、自らもファーストレディとなったという共通点があるとのこと。

例えば、夫・鳩山由紀夫が「自分は政治家に向いていないのでは…」と悩んでいた時、「大丈夫！あなたはそのままで必ず分かってくれる人が現れる」とホメ支え首相の座へと押し上げたのが幸夫人でした。
また、激しい大統領選の時、「あなたには、反対意見をも取り入れる素晴らしい協調性がある」と夫をホメ続け、大統領就任へと導いたのがミシェル夫人でした。

今、「ホメて伸ばす」が大ブームということで、今回のエチカの鏡では、東京・池袋で主催されたホメセミナー※を取材しましたが、会場には幸せな人生を送りたいと、夫や子供に使うホメテクを習う主婦たちが殺到していました。
※「ホメ方」に関する著書多数！コミュニケーションコーチの谷口祥子さんが主催。

谷口祥子さんは日本人はホメたりホメられたりすることが苦手と話していましたが、ホメセミナーは相手をホメてホメてホメちぎる「ホメノック」など面白い訓練方法が満載で、自身が幸せになるために、身につけておきたい妻力とも言うべき「ホメテク」が公開されました。

自然科学機構（愛知県岡崎市）の定原規宏先生（医学博士）の話では、ホメられることで脳の線条体が活性化して人をやる気にするとのことです。

さらに、「夫を伸ばす５つのホメ言葉」など、できそうでできないホメ方の極意が紹介されました。

　夫を伸ばす５つのホメ言葉（魔法の言葉）

（１）「それ私はいいと思うな」
　　　※あくまでも自然感覚でリアクションを求めない→妻からの信頼感が感じられる
（２）「さすが男ね」
　　　※重い荷物を持ってくれた時や電気配線をつないでくれた時など、小声でつぶやくことでリアリティが増す
（３）「どうやったらあなたのようにできるの？」
　　　※お世辞に聞こえないようあくまでもさりげなく聞くことが大事
　　　→夫の自己満足度が満たされる
（４）「パパの事好きって言ってたよ」

　　　※子供からの伝言なので実践しやすい
（５）「あなたに大切にされてとても幸せだわ」

　　　※妻からの愛情を感じ責任感が生まれる

夫を伸ばす５つのホメ言葉（魔法の言葉）は夫のタイプによって使い分け、続けることが大切で、「あなたは一途な人だから」という言葉は夫の浮気防止になるとのことです。

シーズ株式会社（西村貴好社長）は覆面調査会社ですが、ほめる達人になるための検定試験「ホメ達」を実施しており、今回のエチカの鏡では出演者が「ホメ達検定３級」に
挑戦しました。

●ホメ達検定３級

【問題】短所を長所に言い換えてホメて下さい
○「決断力がない」
→（１）人の話が聞ける（２）色々なアイデアがわく（３）フレキシブル

【問題】これは何のチャンスでしょう？
○「５万円の入った財布を落とした！」
→新しい財布を購入するチャンス！
○「利き手の中指を骨折した！」
→利き手以外を使うチャンス！
○「上司が理不尽な指示を出してきた！」
→自分がそのレベルの仕事ができるチャンス！

高校教師で歴史家の河合敦さんは「日本はホメ国家だった」と語り、その例として、高杉晋作・桂小五郎・伊藤博文を輩出した松下村塾の塾長・吉田松陰が弟子たちに自分の重要性を認識させ、自信を植え付けたことを挙げました。

また、子供は知識や経験がないだけと語る、メジャーリーガー松井秀喜選手の父・昌雄さんは父子対等の教育観の元、松井秀喜選手を子供の頃から「秀さん」と呼び、叱る前にホメることで松井秀喜選手の心を開かせ、育てました。

脳科学おばあちゃん・久保田カヨ子さんはホメ方に気をつけないと子供に悪影響を与える子供に良くないホメ方のアドバイスがあり、母親は子供に「お母さんはうれしかった」という気持ちを伝えることが大切と話していました

子供に良くないホメ方※久保田カヨ子さんが紹介
（１）親が手伝った時にはホメない
　　※簡単な行動になれきってしまう、我慢や辛抱ができた時に社会性はアップする
（２）ホメる時は同じ視線の高さで対応すべし
　　※母親を仰ぎ見る習慣がつくと卑屈になり、目の筋肉のバランスが悪くなる

「夫はホメてのせる」「子供は努力をホメる」が結論ということでした。

余談ですが、コミュニケーションコーチの谷口祥子さんとは、以前何度かお会いしました。成城会にもいらして下さったことがあります。

さて、自身が幸せになるために、身につけておきたい妻力とも言うべき「ホメテク」！　しかも、ホメられる事は脳に大事な影響を与え、人をやる気にするというのですから、これはもうホメてホメて褒めあげるしかありませんでも、ほどよさが必要とのことで、松井秀喜選手の父・昌雄さんや久保田カヨ子さんのお話には、とても共感しました。

できそうでなかなかできないホメ方の極意とありますが、本当に心から相手を認めてあげて、あ、それいいねぇって周りの人たちに素直に言えるようになるのが一番だと思います。