☆【第82回アカデミー賞】☆作品賞は『ハート・ロッカー』が受賞で6冠！『アバター』は3冠！

第82回アカデミー賞の授賞式が3月7日（日本時間8日）、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッド・コダックシアターで行われ、キャスリン・ビグロー監督の「ハート・ロッカー」が作品賞をはじめ６部門で受賞しました

キャスリン・ビグロー監督は、監督賞も受賞しており、

女性として初めてのアカデミー賞の監督賞の受賞です

『ハート・ロッカー』

http://hurtlocker.jp/　

「アバター」とともに最多タイの9部門にノミネートされていた注目作が、プロデューサーのひとりによる規定違反、米陸軍曹長による提訴など、授賞式前のゴタゴタをものともせず栄冠を手にしました。「ハート・ロッカー」は、現代のアメリカを、「アバター」は未来を描いており、そのあたりのちがいもひとつだったのかしらと。アカデミー会員はやはり娯楽大作よりも社会性の強い作品を選んだということでしょうか。でも「アバター」を観て、ものすごくメッセージ性の強い作品だと、私は思いました。

「アバター」は、1月末に幸運にも観ることができたのですが、すぐにブログにUPせず、アカデミー賞できっと作品賞を獲るだろうから、そのときに合わせてと思っていた私。「アバター」について詳しくはまた後日。「ハート・ロッカー」も、ぜひ観てみたいです。

▽作品賞
「ハート・ロッカー」

▽監督賞
キャスリン・ビグロー（「ハート・ロッカー」）

▽主演男優賞
ジェフ・ブリッジス（「クレイジー・ハート（原題）」）

▽主演女優賞
サンドラ・ブロック（「しあわせの隠れ場所」）

▽助演男優賞
クリストフ・ワルツ（「イングロリアス・バスターズ」）

▽助演女優賞
モニーク（「プレシャス」）

▽オリジナル脚本賞
「ハート・ロッカー」（マーク・ボール）

▽脚色賞
「プレシャス」（ジェフリー・フレッチャー）

▽長編アニメーション賞
「カールじいさんの空飛ぶ家」

▽長編ドキュメンタリー賞
「ザ・コーヴ」ルイ・シホヨス監督

▽外国語映画賞
「瞳の奥の秘密」（アルゼンチン）

▽美術監督賞
「アバター」

▽撮影賞
「アバター」

▽衣装デザイン賞
「ヴィクトリア女王／世紀の愛」

▽編集賞
「ハート・ロッカー」

▽メイクアップ賞
「スター・トレック」

▽作曲賞
「カールじいさんの空飛ぶ家」

▽主題歌賞
“The Weary Kind (Theme from Crazy Heart)”（「クレイジー・ハート（原題）」）

▽音響編集賞
「ハート・ロッカー」

▽音響録音賞
「ハート・ロッカー」

▽視覚効果賞
「アバター」

▽短編アニメーション賞
「Logorama」

▽短編実写映画賞
「The New Tenants」

▽短編ドキュメンタリー賞
「Music by Prudence」

『ハート・ロッカー』が受賞で6冠！『アバター』は3冠！という結果になりました。

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その他にも、こうしてノミネートされた作品の中で興味深いものがいくつかあります。

「クレイジー・ハート（原題）」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100308-00000022-eiga-movi

本作は、オスカーの最優秀主演男優賞 受賞を受けて、日本公開が決まったとのこと。

「プレシャス」

http://www.precious-movie.net/

「プレシャス」では、主演女優賞にノミネートされていたガボレイ・シディビーの演技が高く評価されており、まったく演技未経験（前職はテレホンオペレーターとのこと）のガボレイ・シディビーという女優さんに、私は注目しています。

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