■超話題！【リストラされてしまったら・再就職・面接】～エチカの鏡

100年に1度の不況といわれる今、もしもリストラされてしまったら。

２月２１日放送の「エチカの鏡」は、

【大調査　リストラされたら家庭はどうなる？】

今回はずばり

「もしも夫がリストラを宣告されてしまったら妻のあなたは何をすべきか」

番組では、リストラの宣告をうけたら何をすればいいのか、具体的に丁寧に説明がありました。まずはリストラの宣告が正当かどうかを確かめるところからスタート、さらに、リストラとなるまでには「出来る限り残業すること！」など、言われないとわからない大事なポイントがぞくぞく紹介されていました。さらに、「あなたのリストラチェック項目！」と題し、今リストラされて問題ないかどうかを診断するチェック項目が登場

最初に「リストラの宣告が正当かどうかを確かめること」からスタートしましたが、
失業保険の支給額は退職６か月前の給料で決まるため、「リストラになるまでに
できるかぎり残業する」など、他人から言われないとわからない大事なポイントが
紹介されました。
※今回のエチカの鏡に登場した、バイク便会社取締役部長だった５３歳男性は、
リストラ前の月収が４７万円で失業保険は月額１４万円、遊技機メーカー社員
だった３７歳男性はリストラ前の月収が３５万円で失業保険は月額１０万円でした。

専業主婦が仕事を探す方法

（１）新聞・雑誌・口コミ
（２）マザーズハローワーク※子育てをしながら働きたい母親の就職支援を行っている

また、「あなたのリストラチェック項目」と題して、今リストラされて問題ないか？を診断するチェック項目が紹介されました。

リストラ危険度チェック※１０個中、該当項目が７個以上…リストラ可能性「小」・
　４～６個…リストラ「候補生」・３個以下…リストラ可能性「大」

（１）今日の日経株価を知っている
（２）３年後の自分の目標を持っている
（３）とっさの時助けてくれる友人・先輩が３人以上いる
（４）同業者以外の人と話すことが得意
（５）半年仕事がなくても生活できるだけの蓄えがある
（６）５年後の世界がどうなっているか考えている
（７）できないことがあったらできるように努力する
（８）３年前より今の自分の方がビッグになっている
（９）どんな仕事でも断らない
（10）人の好き嫌いが少ない

特に中高年の再就職は厳しく、失業保険が切れても６０％の人が再就職できず、
１００社に応募しても面接までたどりつくのはわずか数社という実情がありますが、
現在立教大学准教授で、過去に埼玉県で職業訓練指導員として７年連続就職率１００％を達成した経験を持つ、小島貴子さんは、書類選考を突破する履歴書作りと面接を突破するポイントについて、ハローワークを有効利用するとともに次のようにコメントしていました。

書類選考を突破する履歴書作り・外すことのできない３つのポイント

（１）気軽に買える汎用的履歴書はＮＧ※特技や学科など再就職に必要のない項目がある
（２）通勤時間は通勤手当と見られている※経費に関わることなのでキリのいい数字を書かない
（３）履歴書に貼る写真は写真館で撮る※ネガがもらえるので写真館で撮ってもらう

面接を突破するポイントは、自分のキャリアを自慢せず、相手に一緒に働きたいと
思われるよう、とにかく謙虚な態度が大切なのだそうです。

今回のエチカの鏡では最後に、高畑淳子さんは今後８０公演もあるのに子どもを出産して
仕事ができなくなった時の苦労を振り返り、タモリさんは働くことの意義について話し、
石田衣良さんは作品を生み出し続ける苦労を話すなど、働くことへの思いを語りました。

リストラ危険度チェックの項目は、リストラ如何に関わらず、とても重要な項目のように思います。番組を見ていて、仕事をしていく上で、もっと自己研鑽に励みたいと思った一時間でした。

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