『 サヨナライツカ 』 ～ 中山美穂の魅力☆

夫である辻仁成 の原作で12年ぶりの映画主演

やっぱり中山美穂は美しい

『 サヨナライツカ 』

http://sayo-itsu.com/

原作：辻仁成 　

出演：中山美穂 　

　　　 西島秀俊
　　　　

中山美穂 　 西島秀俊
　　　石田ゆり子 　加藤雅也

中山美穂が12年ぶりに映画主演を果たした濃密なラブストーリー。

前途洋々な航空会社のエリート社員・豊と高級ホテルに居を構える謎の美女・沓子。そんな2人の愛の形を1975年とその25年後の2つの時間に分けて映し出していく。作品全体に横たわるのは「愛すること」という普遍的なテーマ。そして誰かを愛するために必要なものが、切なさや悲しさと共に明らかにされていく。

主演の中山美穂は沓子を妖艶に演じ、TVのスポットCMを観ているだけでも、つい見とれてしまう。パリでの辻氏との結婚生活をへて、ぐっと美しくなった感じ。愛をテーマにした恋愛映画だけど、ふと、ラストは25年の時をへても、お互いを思っていたということなのかなぁと。

監督は『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン。椅子に座っていて振り返るというシーンを撮るだけで2日間も掛ける、ホテルの入り口に入っていくシーンで3日掛ける（これは本編ではカットされたとのこと）ようなものすごくディテールにこだわった演出とのこと。

世界の文豪が愛したバンコクの「オリエンタルホテル」が主な舞台となっているというのも、とても女性の心をつかみそう。中山美穂の魅力を十二分に引き出して、情感を豊かな映像表現に期待。

なぜならやさしいまちがあったから

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