マイケル・ジャクソン～映画「THIS IS IT」永遠のKING OF POP！MJが伝えたかったこと

マイケル・ジャクソン　

　　　「THIS IS IT」

ケニー・オルテガ

それで、マイケル・ジャクソンのこの「THIS IS IT」の公演はいつからはじまるの？

マイケル・ジャクソンが天国に召されたことなど、微塵も感じさせないこの最後の公演といわれていた「THIS IS IT」のリハーサル風景や公演で使用するために準備していた映像など全てが新しい映像ばかりをたっぷりと見せてくれた映画「THIS IS IT」。観てきました。

もう、とてつもなく、素晴らしい才能を私たちは失ってしまったということを、あらためて深い悲しみとともに感じました。

とにかく、スクリーンの中の歌うＭＪ（マイケル・ジャクソン)、ダンスするＭＪを見つめていると、涙がとめどなくあふれてきました。なぜ？なぜ彼はもういないの？本当にもう手の届かない世界に行ってしまったの？熱のこもった入念なリハーサルは、ひとつひとつの音を大切にして、まるで絵に描いて見せてくれるような、音を紡ぎだしていくマイケルのその歌声。素晴らしい歌唱力と圧倒されるパワフルなダンス。

「BILLIE JEAN」「　Beat It 」「Thriller（スリラー）」など、懐かしいそれらの曲が始まるたびに、体中に何度も何度も鳥肌が立ちました。マイケルは天性のエンターテナーであり、感性と努力の賜物だと思いました！本当に細かなところまでいかに観客を喜ばせるか、楽しませるか、それをよく心得ていて、演出もとても凝っていて楽しめて、完璧なまでのステージングでこの「THIS IS IT」を作りあげていっていました。

ケニー・オルテガ

ケニー・オルテガ

ケニー・オルテガ

ケニー・オルテガ

最後に「Go！マイケル！」と一同で円陣を組む光景に、スタッフの人々がどれほどこのコンサートの成功を望んだか、そしてマイケルがどれほどファンのためにコンサートをプレゼントしたかったか、この公演が実現していたら、本当に凄い伝説になっていただろうと思います。

映画の冒頭でバックダンサーの一人が、言うのです。

「人生はつらいだろう」

「でも信じられる何かをようやく見つけたんだ」

「それがこれだ」　

「THIS IS IT」

マイケルが何を私たちに伝えたかったのか。

人々へ、そして地球への愛あふれる彼の思いは、

この「THIS IS IT」にすべて集約されているでしょう。

迫力あるバックダンサーのオーディション風景に始まり、MJ(マイケル・ジャクソン)がダンサー、ミュージシャン、スタッフを前に「観客は日常を忘れるために観にきてくれる。だから見たことない世界へ連れてゆこう。我々にはそれが出来る。」と語りかけるシーンがあります。　　そう、普段とは違ったその特別な時間を、観客がいかに求めているのか。そしてそれに応えることがMJならばできるのです。でも、もう彼はいないのです。あんなにも素晴らしい歌もダンスももう見ることができないなんて。本当に残念でなりません。近年、MJにまつわるゴシップめいた報道は、いったいなんだったのかと思うような、本当にMJが、どんなにみんなを愛していたのかがわかる映画「THIS IS IT」。　まさしく永久保存版です。

エンディングロールの後、拍手をしたいと思いながら見ていたら、場内で自然と大きな拍手が沸いていました。私も惜しみない拍手をおくりました。

マイケル・ジャクソン～「THIS IS IT」

　偉大なる永遠のKING OF POP

マイケル・ジャクソンのことが、とっても大好きになりました。

素晴らしいです。本当に素晴らしい。そのひと言につきます。

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