『 あの日、欲望の大地で 』 ~ 輪廻転生
映画って、
本当に面白い。
間違いなく、今年度観た作品の中では、ベスト10に入る!
と感じたのが、
『 あの日、欲望の大地で 』
公式サイト http://yokubou-daichi.jp/
原題: THE BURNING PLAIN
製作年: 2008年
製作国: アメリカ
監督・脚本:ギジェルモ・アリアガ
出演:シャーリーズ・セロン/キム・ベイシンガー
/ジェニファー・ローレンス/ブレット・カレン/テッサ・イア
『21グラム』や『バベル』などの脚本家として知られるギジェルモ・アリアガが、監督として長編デビューを飾った壮大な愛の物語。アリアガ作品の特徴である、複数の場所・時間を横断して進んでいく展開は、ぐいぐいと引き込まれて、次はどうなるの?これはどういう意味なの?と。しかし、だんだんと謎がとけてゆき、そうなんだぁ!とわかった瞬間、言いようのない不思議な感覚にとらわれました。本当に映画はまさに【本=脚本】ありきと思いました。
愛を渇望する悲しい宿命を背負いながらも、一筋の光に導かれる3世代の女性たちの生き様を真摯に描いています。ミステリアスな主人公とその母親を演じるのは、シャーリーズ・セロンとキム・ベイシンガー。このオスカー女優二人が肉体をさらけ出し、ひたむきに熱演する女性たちの魂の叫びやその悲しみにただただ圧倒されるばかり。そして、この2人のオスカー女優にも劣らない輝きを放つ若き新人女優が。彼女は、ジェニファー・ローレンス。撮影当時17歳という彼女は、ギジェルモ・アリアガ監督曰く「メリル・ストリープの再来かと思った」「オーディション初日で彼女に決めた」という逸材です。本作での演技が評価され、第65回ベネチア国際映画祭ではマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)を受賞しているお墨付き女優
オスカー女優2人だけでなく、彼女も演技も見どころです。
王道の“ブロンド美人”であるシャーリーズ・セロンが、その美しすぎる美貌などかなぐり捨てて、まさに体当たりで演じるさまは、もう一度、またアカデミー賞に近づくのでは?と。
原題のTHE BURNING PLAINは、「燃える大地」。大地とともに、女性として、いや女の性(さが)が燃えさかるようなストーリーと美しい荒涼とした映像、そして素晴らしい音楽があいまって、魂に響く作品となりました。
【 輪廻転生 】【 因果応報 】
そんな言葉が浮かんできました。
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コメント
葉子さんに教えていただいて、この映画を観てきました。
一言では言い表せない、複雑な感動がある、素晴らしい作品でした。
脚本もストーリーもよくできています。
土台がしっかりしているということです。
さらに、シャーリーズ・セロンとキム・ベイジンガーの演技には
心打たれました。
きっと私が今の年齢だから感じ取れる女心です。心の叫びです。
若い頃はきっと理解できなかったと思います。
そして、映画らしい映画の王道を行くラストには、
「こうでなくっちゃね」と顔がほころびました。
見終わった後のジワジワと押し寄せる感動も
なかなか味わえないものでした。
映画好きの人にはぜひ観ていただきたい作品です。
葉子さん、ありがとう。
投稿: キノッピー | 2009年11月15日 (日) 01時49分