『 任侠ヘルパー 』 ～ 待ったなしのこれからに

昨日、とうとう最終回を迎えた

フジテレビのドラマ 『 任侠ヘルパー 』

http://wwwz.fujitv.co.jp/ninkyo-helper/index.html

暴力団組織『隼会』の六本木地区をまとめる貸元・翼興行組長を翼彦一（草彅剛）。冷酷非道な極道として恐れられている存在の彦一や女組長、構成員たちが、本家大幹部の突然の命令で老人介護施設『タイヨウ』のヘルパーの仕事に就くことになって…

という、極道の世界と老人介護、おおよそ結びつかない世界をこうも巧みにひとつの話しとして、ドラマを作り上げたことに感心していました。すべての回を観ることはできませんでしたが、いつ観ても、とても考えさせられることが多かった今期一番楽しみにしていたドラマでした。認知症や、さまざまな介護における問題など、もしも、自分がこの立場だったら？どうしただろう？何ができるだろう？と。もうこれからの高齢化社会に待ったなしの話だと思いました。

任侠とは「弱きを助け、強気をくじく気だて」と言われます。 ドラマ『任侠ヘルパー』は、今誰もが知っておくべき様々な介護問題を明るく楽しくわかりやすく伝えてくれながら、生きていくための大切なメッセージもたっぷりと込められていました。

草彅剛さん主演のドラマをこんなにしっかりと観たのは初めてでしたが、私は彼の代表作のひとつになるといってもいいドラマだと思いました。黒木メイサさん演じる女組長の男勝りで勝気なところ、子役の加藤清史郎くんの愛らしさ、観ていてスカッとするアクションシーン等々とても魅力的でした。

エンディングが続編を予感させる終わり方だったので、期待しています。

それにしても、草彅剛さん。

今までにはない新しい草彅さんを見せてくれて、

男らしくてとてもカッコよかったです

ラストシーンでやっと観ることができた

ふっと見せた優しい笑顔がとても印象的でした。

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