高 野 槙 （ こうやまき ）

鬱蒼とした緑の中に静かにたたずむ伊達政宗公御廟「瑞鳳殿」。ここ経ケ峯敷地内には、大きな大きな初めて見る木がありました。

そばには高 野 槙 （ こうやまき ）と書かれていました。

秋篠宮ご夫妻のご長男、悠仁（ひさひと）さまのお印が「高野槙（こうやまき）」であるというのもここで初めて知りました。

政宗公の息子にあたる仙台藩の二代藩主伊達忠宗（ただむね）公の御廟「感仙殿」および三代藩主伊達綱宗（つなむね）公の御廟「善応殿」に至る廟門前、向かって左側、東西に2本の大きな高野槙は並んでいます。

2本の樹高さはそれぞれ30メートルと28メートル、幹周は3.5メートルと3メートルほどもあり、推定樹齢は約300年だそうです。高野槙の北限は一般に福島県といわれていますが、見事な大木で、仙台にこれより大きい高野槙はないそうです。2本の高野槙は現在、「杜の都の名木・古木」として仙台市の保存樹木に指定され登録されています。四代藩主・伊達綱村公の代に植えられたと伝えられておりますが、もしかするともっと古い時代に植えられたものかもしれないとのこと。

天高く見上げる大きな大きな高野槙は、

力強くどこまでもまっすぐで、とても印象深く思いました。

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