鹽 竈 神 社 （ しおがまじんじゃ ）

東北鎮護・陸奥国一之宮として、崇敬を集めて今日に至る
　

鹽 竈 神 社　（ しおがまじんじゃ ）

http://www.shiogamajinja.jp/

鹽竈神社  御由緒を学ぼう

http://www.shiogamajinja.jp/lineage/index01.shtml

鹽竈神社 楼門　　

鹽竈神社右宮・左宮 拝殿

宮城県塩竈市にある鹽竈神社（ しおがまじんじゃ ）は、陸奥国・奥州一宮ということで、とても立派で豪壮な造りです。全国にある塩竈神社（鹽竈神社、塩釜神社とも表記する）の総本社になります。鹽竈神社別宮に塩土老翁神を主祭神としてお祀りし、左宮に武甕槌神（たけみかづちのかみ）・右宮に経津主神（ふつぬしのかみ）を祭神としてお祀りしています。主祭神の塩土老翁神は、海や塩の神格化と考えられており、神武天皇や山幸彦を導いたことから、航海安全・交通安全の神徳を持つものとして信仰をあつめてきました。

現在の社殿は、第四代藩主伊達綱村公が元禄八年神社造営の計画をたてて工事に着手し、第五代藩主吉村公の宝永元年（西暦千七百四年）まで九年の歳月をかけて竣功されたもので、拝殿の擬宝珠には当時の藩主・普請奉行等関係者の名前が彫り刻まれています。本殿は三社とも木造素木流造桧皮葺、三方に勾欄の縁があり、別宮並びに左右宮拝殿はいずれも朱漆塗入母屋造銅板葺で、宝永以降二十年に一度屋根葺替の式年遷宮の制度が設けられ現在に至ります。昭和三十四年本殿・拝殿・四足門（唐門）・廻廊・随神門・石鳥居などが宮城県重要文化財に指定されました。

志波彦神社

明治時代に、式内社の志波彦神社（しわひこじんじゃ）が境内に遷座し、現在は正式名称を志波彦神社鹽竈神社とし一つの法人となっているそうです。　鹽竈神社とは趣を別にし、本殿は黒漆塗り・拝殿は朱漆塗りの極彩色社殿となっています。

鹽竈神社境内には、鹽竃桜（シオガマザクラ）という貴重な桜の一種があり、、「鹽竈神社の鹽竃桜」は昭和15年に国の天然記念物に指定され、たくさん種類の桜が咲き誇り、毎年メディアに取り上げられるほど有名なのだそうです。

http://www.shiogamajinja.jp/season/index.shtml

また、日本三大船祭、塩竈みなと祭の際には、鹽竈神社が祭りの出発点となり、志波彦神社鹽竈神社の神輿が塩竈市内を練り歩き、御座船を始め約100隻の船を従えて松島湾を巡幸するとのこと。

そして、鹽竈神社は、安産の神さまとしても、とても有名なのだそうです。

現天皇皇后両陛下が鹽竈神社を訪れ、参拝とともに境内の御神木の桜の木にお祈りしたところ、、浩宮さまを授かったと言われており、この写真の大きな桜の木はとても御利益があるとのこと。

歴史ある針葉樹・広葉樹の混合三層林に囲まれた荘厳な境内からは、遠く牡鹿半島・金華山近くは松島湾の島々が望まれ、素晴らしい景勝の地です。

宮城県を訪れたら、ぜひ鹽 竈神社はおすすめです。

素晴らしい神社にお参りできて、とてもよかったです。

桜の美しい季節にまた訪れてみたいものです。　

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