石原裕次郎さん二十三回忌法要によせて

私の家から歩いて数分のところに、

成城の石原裕次郎邸があります。

大きな門構えのその建物は、

周囲を緑に囲まれ、静かに佇んでいます。

先日、母が散歩から帰ってきて、

「石原裕次郎邸、わかったよ。」と声をはずませていました。

石原裕次郎さんといえば、母の若かりし頃の青春大スターです。

その石原裕次郎さんが亡くなって、今年でもう二十三回忌とのこと。

今日、5日は、東京・国立競技場で故石原裕次郎さんの二十三回忌法要が営まれます。

裕次郎さんが眠る横浜市鶴見区の総持寺から御本尊の釈迦如来像を運び入れた「裕次郎寺」を国立競技場に造り、僧侶120人が読経という、総費用約20億円をかけた破格のスケールの法要です。

昨夜のテレビ朝日の特別番組では、石原裕次郎さんについて、初めて知ることがとても多く、興味深かったです。私の中では、「太陽にほえろ！」や「西部警察」のイメージが強く、まだ一度も、裕次郎さんの映画を観たことがありませんでした。

【世界に誇れる日本人をテーマに映画を作っていた】

それが、「黒部の太陽」や「栄光への5千キロ」「富士山頂」などであり、そういった裕次郎さんの日本人としての誇り、男らしさ、熱い思いを初めて知りました。

「太陽の季節」「狂った果実」「嵐を呼ぶ男」などから始まって、

映画を通じて、裕次郎さんの軌跡を辿ってみたいです。

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