永遠のロックンロール 【ザ・ローリング･ストーンズ】 ～ 『シャイン・ア・ライト』

1962年の結成以来、世界の第一線で活躍し続ける最長不倒のロック・バンド「ザ・ローリング・ストーンズ」。平均年齢64歳・ロックンロール伝説のリミットを振り切る希代のモンスターバンド、「ザ・ローリング・ストーンズ」の「生」のエネルギーを完全に捉えた究極のライブ体感型スペクタクル！

『シャイン・ア・ライト』

http://www.shinealight-movie.jp/

ロックの最盛期に青春時代を過ごしたこともあり、これまで手がけた全ての作品に、ザ・ローリング･ストーンズの「ギブ・ミー・シェルター」を必ず挿入してきたベテラン映画監督マーティン･スコセッシ。熱狂的な情熱のストーンズ･ファンである彼が、ストーンズのライブを『シャイン・ア・ライト』という作品として映像に収めてくれました。

「ライブを映画にしたい」──　すべては、ミック･ジャガーの一言から始まった。ザ・ローリング・ストーンズとマーティン・スコセッシ監督。互いに賞賛を贈りながらも、各々の分野で一流アーティスト同士の彼らは、会場設定、撮影方法、曲目の決定に至るまで“本気のせめぎ合い”を続けます。冒頭のセットリストをめぐる「ストーンズVS.スコセッシ」の攻防から、とてもスリリング。

製作総指揮：ミック･ジャガー／キース･リチャーズ／チャーリー・ワッツ／ロニー･ウッド
出演：ザ･ローリング･ストーンズ、クリスティーナ・アギレラ、バディ･ガイ、ジャック･ホワイト
撮影：ロバート･リチャードソン

2006年秋、ニューヨークのビーコン・シアターで行われたザ・ローリング・ストーンズのライブで、収容人数2,800人の劇場を舞台に、世界一の撮影スタッフが18台以上ものカメラ、あらゆる機材を駆使し、ライブの全体像から舞台裏までを映しだしています。ジャック・ホワイトやバディ・ガイ、クリスティーナ・アギレラという豪華ゲストとの競演や、40年以上にわたり第一線を走り続けてきたザ・ローリング・ストーンズの迫力あるパフォーマンスを、まるで会場の最前列にいるかのような迫力で楽しめました。

【ザ・ローリング･ストーンズ】

もちろん、有名なこのバンドの名前は知っていましたが、歌をじっくりと聴いたのは初めて。

そう、どんなに彼らが凄いのか、この日初めて体感しました！

ライブ開始直前、会場入りする彼らの歩く姿、特にミック・ジャガーの引き締まった表情がとてもかっこよく、震えがきました。このシーンから、【ザ・ローリング･ストーンズ】って、凄い！と。

観客をあおるミック・ジャガーのボーカルがグラマーで、この声量、歌の上手さ、会場全体を走り回る全力でのステージング、ただただ圧倒されるばかりです。キース･リチャーズの陶酔したギターテクニック。チャーリー・ワッツの絶妙なセッション、ロニー･ウッドのあくまで冷静な力強いドラム。彼らのみなぎるエネルギーに、「ロックって、生きること！」と実感しました。

本作は、いまなお若者たちを熱狂させ、ベテランのリスナーを刺激する彼らのライブを記録したコンサート映画史に残る傑作です。メンバーそれぞれの動きをほぼ完璧に活写し、中でもまた監督が名匠マーティン・スコセッシだけあって、シーン展開の映画的旨みも絶品です。

ぜひDVDが欲しいって思いました。

いっぺんで、【ザ・ローリング･ストーンズ】の大ファンになりました。

永遠に輝きつづける彼らに最高の賛辞を贈ります。

とにかく素晴らしかったです。本当に観ることができてよかったです。

永遠に転がりつづけて、永遠に輝きつづけて

永遠のロックンロール 【ザ・ローリング･ストーンズ】

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