『 ミルク 』

これまで自分が考えていなかったこと

目を向けていなかったことに気付かせてくれる映画でした。

『 ミルク 』

http://milk-movie.jp/enter.html

ショーン・ペン
エミール・ハーシュ
ジョシュ・ブローリン
ディエゴ・ルナ

音楽： ダニー・エルフマン

1970年代のアメリカで、同性愛者であることを公表して公職に就いたアメリカ初の政治家ハーヴェイ・ミルクの生き様を描く伝記ドラマです。

今年度、アカデミー賞の脚本賞、そして最優秀主演男優賞をミルクを演じたショーン・ペンが受賞している作品です。

異性愛をヘテロ・セクシャル（ヘテロ）と呼びます。

男女間で愛することです。

同性愛をホモセクシャル。

男性同性愛者をゲイ　　　女性同性愛者はレズビアン

両性愛をバイ・セクシャル。

つまり、男性だったら、女性も男性も好きということですね。

こういったことは個人の問題であり、あまり、身近に感じられるものではありませんでした。

この映画は、そういった社会的マイノリティのみならず、ひいては、高齢者・女性・障害者など、すべての人々が希望を持てる社会にすべきということを、強く訴えた政治家ハーヴェイ・ミルクの最後の８年間を描いています。

すぐには理解しがたいかもしれません。でも、映像を観て、字幕を追いかけ、内容を理解し、頭をフル回転させて、まっさらな心で見ていると、次第に、今なお尊敬の念を集めるミルクの愛すべき人柄、魅力に引き込まれてゆきました。

■ダニー・エルフマン CD【映画『ミルク』オリジナル・サウンドトラック】09/4/15発売 

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