17歳の彼と私～音を感じるライブ＆ココロのトーク

昨夜は「FNSチャリティトーク＆ライブ '09」はココロの学校へ。
ココロの学校とは：「音を感じるライブ＆ココロのトーク」で参加者と一緒に感動を分かち合うというもので、校長先生は、谷村新司さんです。

谷村さんに会えるのは初めて昔からラジオで聴いていた素敵な低音のよく響く声でのトークと唄に、あぁ！本物の谷村さんなんだぁ前から10列目と、とてもよく見えます。1曲目のときには、ステージを降りて、客席の人たちに握手しながら、唄っていました。

ドレミファソラシドのなりたちや心や身体、はては宇宙へと、とても楽しくわかりやすいお話をして下さいました。谷村さんの世界観が垣間見え、とても興味深かったです。

そして、先生は押尾コータローさん

押尾さんは、妹に誘われて昨年、一緒にコンサートに行ってから、こんなに素晴らしいギターを弾ける人がいるんだと驚き、感動し、こうして今回は大好きだったアリスの谷村さんと押尾さんのステージということで、楽しみにしていました。

押尾さんは、本当に アリスが大好きで、フォーク…しかもアリスのコピーから ギター人生が始まったそうです。ギターを弾き出した少年の頃からの話のあと、その当時、憧れで雲の上の人のような存在だった谷村新司さん・チンペイさんと一緒に「今はもうだれも」を演奏するという、 まさに押尾さんにとって夢のステージ。

そう、私にとっても夢の共演でした

中学・高校生の頃、アリスやさだまさしさんが大好きで、ずっとカセットテープに録音したものを聴いていたのです。

押尾さんが「WITH YOU」を演奏すると、あぁ、やっぱり素敵どうしたらギター一本でこんなにも広がりのある音が出るのだろうと。

優しいアコースティックギターの音色に包まれた幸福の時間です

そして、今度は押尾さんがお願いして谷村さんに唄ってもらうということで、

リクエストしたのは、「さらば青春の時」

あぁ、そういう曲あったよなぁ。どんな曲だったかなぁと思っていると、ピアノソロの前奏が流れはじめた途端、思わず、左手で顔を覆い、声を上げて泣きそうになるのを堪えながら、涙がとめどなく流れました。

覚えていてる。そう、この曲わかる。

あの頃、聴いていた「さらば青春の時」。

ギターを抱えて座りこみ、背を丸くしてじっと聴き入る押尾さん。

ぐぐっと当時に引き戻され、あの頃の自分に帰った私。

懐かしさに、身も心もうち震えました。

新潟の自分の部屋で聴いていた「さらば青春の時」。

そこにいたのは、17歳、高校2年生の押尾さんと私でした。

この歌の歌詞をこの年齢になって聴くと、こんなにも深く

自身をふりかえる力強い励ましの唄でした。

押尾コータローさん　オフィシャルブログ

「ときど記」　

http://blog.kotaro-oshio.com/archives/2009-03.html

（押尾さんも昨夜のコンサートのことをご自身のブログで書いています。）

谷村さんの「昴」のアンサーソング「マカリイ」や

そして、あの「昴」も聴くことができ、

生で聴いた「昴」の、

この大らかな宇宙を目の前に描いてくれるかのような

素晴らしい歌声に本当に谷村さんの唄の上手さを感じました

アンコールは、谷村さんと押尾さん、二人での「チャンピオン」でした！

そう！私はこの曲でのお二人の2ショットを観たかったのです

お二人の嬉しそうに一緒に演奏する姿は一生忘れられません。

会場のみんなが一体となって、最高潮に盛り上がり

最高の「チャンピオン」でした

この谷村さんと押尾さんのコンサートに行けて本当によかったです

心の中で、「ようし！今年はアリスが再結成とのこと、コンサート行こう」

って決めました押尾さんも行きたい！ってブログにありました

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