ココロの学校

心は見えないもの。

でも、そんな心を音楽のココロとして、楽しく学ぶ。

ココロの学校：音を感じるライブ＆ココロのトーク

「強いられる勉強」ではなく「自らが望んで学ぶ」ための場所を創りたいな……そんな想いから誕生したのが「ココロの学校」というコンセプト。

谷村新司さんは、中国・上海音楽学院の教授を２００４年から務めており、今みんなで考えていかなくてはならないこと、そして伝えなくてはいけないことを　歌とトークで表現した世界でただ一つの移動学校です

そこには、ときに素敵な先生がゲストで登場し、その人しか経験できない貴重なお話をしてくれます。こうして全国各地を回っているというのを初めて知りました。

コンサートタイトルも「ココロの学校」ということで、谷村さんがこの学校の校長先生で、客席のお客さんも、「起立、礼、着席」という掛声でまさに授業の始まりという雰囲気でした。そう、開演のベルも学校の始業のチャイムコンサートの終わりには、ドボルザークの新世界「家路」が流れていました

コンサートの前半は谷村さんのトークで、上海音楽学院という上海の大学に音楽の講師として招かれ、実際に月のうち１週間は上海に通っているそうです。上海の学生たちを相手に色んな話をしているのが面白いということで、これを日本でもやってみないかというのがこのココロの学校のキッカケだったようです。

言葉の違いはあれども、やはり「音楽に国境はない」といいますが、それを実感してきたいうことでした。
中でも面白かったのは音階の「ドレミファソラシド」はどこから来たのか、ト音記号は永遠に続いている、五線譜と人間の五臓六腑が関連している話、「空」のイントネーションはドレミファソラシドのソラの発音でわかるように関西弁の方が正しい等など、なかなか薀蓄ある興味深いお話を沢山聞くことができました。

「音」と「歌」で、あなたのココロに太陽を

「ココロの学校」みなさんのお近くで開校されるときには、

ぜひ一度足をお運び下さい

谷村さんの朗々と歌われる「昴」は、生で必聴！本当に素晴らしいです

あたたかく、優しく素直な気持ちを思い出させてくれる

とっても素敵なひとときでした

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