『チェンジリング』～獲りにいっています

間違いなく、オスカーを獲りにいっています

『チェンジリング』

http://www.changeling.jp/

プレスシートを見たところ、私がこれまでアンジェリーナ・ジョリーの作品を一度も観たことがないことに気づきました。本作は見るに値すべき素晴らしい深みのある秀作です。

これが実話であること。

もしかしたら、誰の身の上にも起こりうる実話であることに、恐れおののくでしょう。

もしも、自分が、その立場に立っていたら？

クリント・イーストウッド

クリント・イーストウッド

クリント・イーストウッド

クリント・イーストウッド

クリント・イーストウッド

クリント・イーストウッド

虐げられる女性たちの姿。

正義をつらぬく勇気。

希望を持ち続けることの大切さ。

ここまで描くのか？！と思うほど、丁寧に丹念に史実に基いて、ストーリーを運ぶクリント・イーストウッド監督の上手さ。一分の隙もありません。

『チェンジリング』は、本年度のアカデミー賞の主演女優賞・撮影賞・美術賞にノミネートされていますが、他のノミネート作を観ていませんが、主演女優賞はいけるのではないかと思いました。

それは

オスカーのセオリーにもとづいているということ。

過去の素晴らしいオスカー受賞作へのオマージュ

『或る夜の出来事』や『クレオパトラ』などが劇中出てくるところ。

そして、アンジェリーナ・ジョリーの熱演：nakid。

クリント・イーストウッド

クリント・イーストウッド

クリント・イーストウッドクリント・イーストウッド

ラストの『Hope（希望）』と答える場面が、

一番、アンジェリーナ・ジョリーを美しく撮っています。

いろいろな表情を魅せながら、最後の盛り上がりで最高潮に美しく撮る。

冒頭のクリント・イーストウッド監督の作るテーマ曲の心地よさで一気に1920年代のアメリカに引き込まれながら、あっと言う間の2時間22分でした。

現代の日本に通ずる部分も少なからず出てきます。

とても深く、考えさせられる作品です。

2月20日から全国ロードショーです。

ぜひ、ご高覧下さい

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