『華麗なる恋の舞台で』

もうすぐ1月31日。誕生日がやってきます。

ここ数年、誕生日近くになると、

誕生日プレゼントに、映画のチケットを贈って下さる方がいます

初めて、素敵なお祝いのカードとともに

戴いたときは、びっくりしました

その映画は

『華麗なる恋の舞台で』（2004年）

http://www.alcine-terran.com/kareinaru/

女であること　恋をすること　私であること

イギリスの文豪サマセット・モームの傑作「劇場」が原作。名匠イシュトヴァン・サボーが監督し、原題は“Being Julia”。人気女優の生き様をエネルギッシュに描いた人間ドラマです。舞台監督の夫を持ちながらも、若き米国人青年と恋に落ちる女優ジュリアを、本作でアカデミー主演女優賞にノミネートされたアネット・ベニングが貫禄たっぷりに演じています。

アネット・ベニング！

『めぐり逢い』で、初めてスクリーンの中で観たとき、

まさに大人の女性のとても素敵な雰囲気が魅力的でした

大好きな女優さんです

もう、最高にぴったりときた映画で、私は、こんなにも私が望んでいる素晴らしい映画を観る機会を与えて下さった方と、結婚した方がいいのではと思ったくらいです

洗練されたユーモアに満ちた会話の数々と美しい衣装の数々で、夢見心地に。

そして、爽快感あふれるクライマックスが、もうパーンって、身も心もすべてはじけて心から楽しい！って思いました。思わず、スクリーンに向って、拍手喝采をおくりたくなるほどです

激動する時代のなかで現実が歪み、崩壊し、主人公たちは、生きるため、望みを叶えるために、もうひとりの自分を演じる。

ジュリアの前には、彼女を女優に育て上げた亡き座長が、守護霊のように現れます。

彼はかつて、駆け出しの女優にこう語りました。

「舞台で演じている時は、劇場こそが唯一の現実だ。

劇場の外で大衆が“現実の世界”と呼ぶものは、空想に過ぎない」。

ジュリアは、そんな恩師の言葉を実践し、人生の転機を乗り越えていくのです。

とっても素敵な誕生日プレゼント、本当にありがとうございます

これからまた新たな自分のスタートを迎えて、

あらためて、かけがえのない人生を大切に、軽やかに楽しく生きてゆきたいと思いました

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私のとっても大好きな映画です