映画へのオマージュ～『ザ・マジックアワー』

ホント最高！声を上げて心から笑った映画は久しぶりです

映画 『ザ・マジックアワー』

http://www.magic-hour.jp/index2.html

まるでここは映画のセットのよう！と映画のはじめにある、港町・守加護（すかご）。繰り広げられるのは、それはまるで港町・守加護（すかご）を舞台とした舞台のお芝居のようでもあります。

なんといっても、佐藤浩市さんがいい！徹底して、ここまで役にのめり込んで、悲哀をおびた、しがない俳優を演じるそのさまが、映画の世界にぐいぐいと引き込んでくれます。映画にとりつかれた俳優（佐藤浩市さん）を中心に、映画が好きで好きでたまらないという、映画にとりつかれた三谷幸喜監督が描きます。

故・市川崑監督が、監督役で登場しているのも特筆にあたいすべきでしょう。妻夫木 聡さんも西田敏行さんも、すごぉくよかったですたくさんの映画の名シーンを織り込んでいて、あっ、これは！この映画、これはどこの名場面と、見つける楽しさもあり、観ていて、ハラハラどきどきしながら、思いっきり笑わせてくれる、本当に最高です

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想像していたよりもとっても楽しい映画でした私の中では、今年度見た、映画の中でベスト１０に入るくらい、本当に面白かったです（＾０＾）公開前に、脚本・監督の三谷幸喜氏が、新聞・雑誌・TV各局・ラジオなどあらゆすメディアに出て、映画『ザ・マジックアワー』の宣伝を行っていましたが、映画を観て、その気持ちがわかりました。映画への熱き思い、そして緻密な脚本で沸き起こるあたたかな笑い。これほどまでにテンポよく、最後の最後まで楽しませてくれるのは、まずしっかりとした脚本の素晴らしさがあるのだと思います。三谷氏の渾身のコメディいつまでも「カット！」の声がかかならいでと、心の中で願いました。まさに手づくりの映画、映画へのオマージュを切ないくらいに感じた映画『ザ・マジックアワー』でした。

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