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『潜水服は蝶の夢を見る』

もしかしたら、いつなんどき、自分自身がこういった運命に身をさらされることもありえるのだろう。

映画『潜水服は蝶の夢を見る』

   http://chou-no-yume.com/

2007年カンヌ国際映画祭監督賞受賞・パルムドールノミネート/2007年アカデミー賞監督・脚色・撮影・編集賞ノミネートほか、ゴールデン・グローブ賞 監督賞・外国語映画賞に輝いたジュリアン・シュナーベルの最高傑作と評された作品です。

人生の最高潮の時点で、突然、身体がまったく動かず、唯一動かすことができるのは左目だけ。主人公のジャン=ドミニック・ボビー自身が20万回の左目の瞬きで綴った自伝小説が、原作。ジャン=ドーの自伝は世界31ヶ国で出版され、大ベストセラーとなったそうです。

たとえ身体が潜水服を着ているように重くて動かなくても、僕には記憶と想像力がある―――。言葉をひとつひとつ選んで、左目の瞬きで、文字を文章を作ってゆく。瞬きで語る主人公も、綴ってゆく言語聴覚士も、どんなにか辛抱強く、気の遠くなるような、伝えたいという表現したいという、その思い。斬新で効果的なカメラワークと主人公の独白に、観ているうちに自分自身が次第に、自分自身の体の自由がきかなくなって、重い潜水服をつけて海の奥底に沈んでゆく感覚にとらわれました。詩情あふれる独特の映像美と軽やかに舞う蝶の姿は、まさにジャン=ドーの魂の飛翔。これまでの自分と向き合うことで主人公の想像力が蝶のように自由に羽ばたきだすさまは、まさにどんなに深い絶望が訪れても、その中に差し込むひとすじの光、生きる力なのだと。

『バスキア』でジャン=ミシェル・バスキアを、『夜になるまえに』でレイナルド・アレナスを、そして『潜水服は蝶の夢を見る』ではジャン=ドミニク・ボビーをと、3作ともに実在した人物を基にした作品を監督してきたシュナーベル。今度はいったいどんな作品を作り出すのだろうと、とても楽しみでもあります。

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コメント

この映画に出てくる言語療法士(正確には言語聴覚士)をやっています。
マイナーな仕事なので、映画で出てきて、ちょっと嬉しかったりして
産後に見た唯一の映画です。

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