ダーク・ファンタージーに気をつけて

映画『ミスト』を観て、思い出したのが、今年、観た映画で・・・

『パンズ・ラビリンス』　

だいぶ前に観て、「ハッピーサンフラワー」にUPすることは躊躇われたのですが、すべてを糧にするということで。

この映画は、2006年のメキシコ・スペイン・アメリカ合作映画です。1944年のスペイン内戦下を舞台に現実と迷宮の狭間で3つの試練を乗り越える少女の成長を描くダーク・ファンタジー。ある映画館の劇場招待券があり、好きな作品を選んで観ることができて、私は、ダーク・ファンタージーって？と、この言葉に魅かれて観ました。

でも、あぁもっと下調べすべきでした

とにかく第79回（2007年）アカデミー賞で撮影・美術・メイクアップの3部門に輝いたのをはじめ、世界各地で絶賛されたそうですが、私にはムリでした

恐怖で支配し、殺し合いに血道を上げる過ちを何度でも繰り返してきた人間社会の本質的な愚かさと、厳しい試練に果敢に挑むヒロインの冒険譚を見事に融合させているとのことですが、映画としての価値はあるのだとしても。あー、なぜ観てしまったのだろう？と悔やまれるほど、キビシイ映画でした。

好みもあると思いますが、ダーク・ファンタージーにはお気をつけ下さい

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