ペドロ・アルモドバル監督

なんだか、早口言葉にしたら、とってもよい練習になりそうなお名前。　ペドロ・アルモドバル監督http://www.clubcultura.com/clubcine/clubcineastas/almodovar/

1951年スペイン、ラ・マンチャ生まれの日本でもっとも有名なスペイン人映画監督。極彩色の映像、強烈なキャラクター、そして繊細な感情のゆらめきなど、その独特のストーリーと世界観は熱狂的なファンを獲得。中でも、彼の作品の中核となっているのが、゛たくましく生きる女性たち゛です。98年、『オール・アバウト・マイ・マザー』でアカデミー賞外国語映画賞を、02年には『トーク・トゥ・ハー』でアカデミー脚本賞を獲得し、いまやスペインのみならず世界的にも“巨匠”の風格漂う、映画界屈指の一流監督へと成長しました。そして、今回の『ボルベール〈帰郷〉』。ぜひこの3部作を！なお、ご覧になる際は、『オール・アバウト・マイ・マザー』は、『イヴの総て　オール・アバウト・イヴ』（1950年）へのオマージュなので、まず『イヴの総て　オール・アバウト・イヴ』をご覧になってから、『オール・アバウト・マイ・マザー』、そして『トーク・トゥ・ハー』『ボルベール〈帰郷〉』の順で　どうぞ。私もこれらをじっくりと楽しんでみたいと思います。