御 神 威
京都の三大祭のひとつである「葵祭」。古墳時代後期の欽明天皇(540 ~571年)のとき、凶作に見舞われ飢餓疫病が流行したため、天皇が勅使をつかわし「鴨の神」の祭礼を行ったのが起源だそうです。毎年5月15日に葵祭りを行うのがここ上賀茂神社です。正式には賀茂別分雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)といいます。桓武天皇の御代に都が京都に遷されて以来、皇城鎮護の神、鬼門の守り神、総地主の神として崇められました。雷(いかづち)の御神威により、厄を祓いあらゆる災難を除き給う厄除(やくよけ)明神・落雷除・電気産業の守護神として広く信仰されています。
白い玉砂利を踏みしめてまっすぐ歩いてゆき、二ノ鳥居をくぐると細殿(拝殿)の前には、とても美しい二対の立砂が。これは、社の北西にある神山(こうやま)を形どったで、神が降りる憑代(よりしろ)だそうです。実は、上賀茂神社のご神体は、本殿の北北西約2Kのところにあり、雷神が降臨されたといわれている「神山(こうやま)」とのこと。
やっぱりここには神さまがおいでになるところなんだ。確信しました。玉橋を渡り朱塗りの桜門をくぐって幣殿へ。旅に出る前から決めていました。ここ上賀茂神社は、神さまがおいでになるところだから、この旅でお神籤を引くとしたらここ上賀茂神社でと。
お参りして心を落ち着かせてお神籤をひきました。お神籤は神さまからのお言葉です。 きちんと心に書き留めました。
庭園・ 渉渓園を歩いてみました。ここは曲水宴(きょくすいのえん)が行われるところです。古来中国から渡ってきた貴族の遊びでしたが、現在では雅な楽が奏される中、斎王代陪覧のもと、当代一流の歌人により和歌が詠まれ、冷泉家時雨亭文庫の皆様により披講されるそうです。平安の雅びを今に伝えるもので洵に一幅の活画であるといえるでしょう。
目に見えぬ大きな何かで包まれ、そこかしこに今も息づく歴史と伝統の趣き。 やはり上賀茂神社は特別な場所でした。京都でも好きな場所のひとつになりました。
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