川合玉堂展
最近になって、美術展の展示方法が少しわかってきた。初めに、おぉ!というような素晴らしい作品を並べ、次に若かりし頃の作品をといったように、次第にその人の成長がわかってくる。そして、ラストは絶筆。この川合玉堂の最期の作品は、大海に漕ぎ出していく船を描いたもので、その力強さがとても印象的だった。
日本の自然を愛し、多くの風景画を描いた日本画家・川合玉堂の没後50年を記念する「川合玉堂展」。初期から絶筆までの代表作約70点を展示し、60年余りの画業を紹介したもの。中には宮内庁に収蔵されている作品もあり、すごい人なんだぁと知る。玉堂が晩年を過ごした奥多摩の風景は、まさに日本の原風景。日本の古き善きそれは、懐かしさと郷愁を感じさせます。また白梅紅梅の琳派風な大屏風が、素晴らしかったです。日本画はそう詳しくはないけれど、もっと勉強してゆきたいなと思った春の夜でした。
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コメント
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わー、偶然ですね。たく゜ーも例の南稜の夜桜見物の前に、長月会の8人で見学に行きました。それまでは玉堂なんて全く知りませんでした。でも仲間が是非見たいとの要望で皆で見に行った次第です。たまにはこんなのも良いかナーー。なんて軽い気持ちでしたけど、見ごたえはありました。
でも良く勉強していますねーー。感心、感心。
投稿: 酔いどれたぐー | 2007年4月10日 (火) 13時45分
たぐーさんへ
ご一緒の美術展を訪れたなんて、とっても嬉しいです♪
とても落ち着いた素敵なひとときでしたよね。
じっくり見ていると時間がいくらあっても足りないくらいです☆
先達ては、ブログの順位が↑になったときに
おめでとう!メールをいただきまして
本当にありがとうございました!
29位までつけて、25位圏内ももう少しと思われましたが
またコツコツとこれからも楽しく書いてゆきますので
今後とも よろしくお願い致します(^0^)☆
投稿: 葉 子 | 2007年4月19日 (木) 23時41分