霊宝館にて
醍醐寺の境内はとても広く、三宝院・霊宝館・伽藍・上醍醐とすべてまわると半日くらいはかかりそうです。
国宝や重文が展示され、お庭の桜も素晴らしいので霊宝館がおすすめと聞き、初めて訪れました。一山の宝物・十数万点は霊宝館に収蔵保存され、春秋二期に陳列して一般に公開されているとのこと。写真の五大尊は五大明王、五大忿怒ともいい、不動(中)・降三世(東)・軍荼利(南)・大威徳(西)・金剛夜叉(北)の五尊をいいます。いずれも忿怒形で、教化の困難な諸悪魔を降伏させる働きを持つそうです。制作時期は室町時代前期(15世紀)に下るが、特色のある五大尊像の一本として注目されるもの。迫力のある不動明王に、なんだか今の私の心の悪魔も消し去ってもらえそうな。
他の絵画・書籍・彫刻、中でも平安時代の薬師如来坐像・薬師如来脇侍像 日光菩薩像・薬師如来脇侍像 月光菩薩像(いずれも国宝)は、静謐なるときを感じました。
お庭の桜は満開で、母いわく゜もち桜゜だねと。たっぷりとした花をたくさんつけて、とても素晴らしく、何枚も何枚も写真を撮りました。見ごたえたっぷりの霊宝館はとてもおすすめです。
« 桜 御 膳 | トップページ | 宇治平等院鳳凰堂 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 深まる秋にバイオリンを楽しむ(2010.11.22)
- ■決定版!【吉祥寺こだわりグルメ ☆ 新・東京見聞録 】 ~スーパーJチャンネル(2010.10.08)
- 私、ク・ドンベクさんと結婚したい!~ 『アクシデント・カップル』最高の韓流ドラマ☆(2010.10.05)
- 「すべてはこの暑さ、あの太陽のせいだ」(2010.07.27)
- 成城のお風呂屋さん ~ 移りゆく街の風景(2010.05.25)
この記事へのコメントは終了しました。
« 桜 御 膳 | トップページ | 宇治平等院鳳凰堂 »
コメント