中世の街で
フランク(1822-90)は、オルガンの大家、そしてパリ音楽院教授として知られた人ですが、オルガン音楽を基盤とするフランクの作品は、色彩的、感覚的な19世紀末のフランス音楽のイメージとは趣が異なり、むしろ深い精神性と骨太の造形を備えたゲルマン的性格を感じさせると見る向きもあるようです。彼の作曲上の大きな特徴は、循環形式と呼ばれるもので、同一の主題素材を用いて全体の統一をはかる手法が、充実した展開をつくり出しています。
歴史を感じさせる中世の街並み。家々の屋根、大きな塔のある教会。静かに扉をあけるとそこには、また同じ街並みが続いていて。ずっとそんなふうに中世のヨーロッパの街をめぐっているかのような曲に身を委ねた夜でした。
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コメント
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お久しぶりです。フランクのニ短調、いいですねえ。私も大好きな曲です。モーツアルトと同じコンサートだったのでしょうか??
投稿: クフロ | 2007年3月24日 (土) 08時22分
クフロ さんへ
お久しぶりです(^0^)
さすが、クフロさん☆フランクも、もちろん御存知なのですね♪
この日の演目は
モーツァルト
ヴァィオリン協奏曲 第4番 ニ長調K.218
モーツァルト
アダージョ ホ長調K.261
モーツァルト
ロンド ハ長調 K.373
そして
フランク 交響曲二短調
でした♪
心地よい音楽に身をつつまれて、とっても素敵なひとときでした☆
投稿: 葉 子 | 2007年3月27日 (火) 23時08分