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異邦人たちのパリ

20070331_31428235 話題の国立新美術館へ。大きくて真新しい、波打つような斬新な外観が特徴的で、天井がとても高くゆったりとした感じ。楽しみにしていた「異邦人(エトランジェ)たちのパリ 1900-2005」を成城会のみんなで観てきました。http://www.asahi.com/pompidou/index.html

パリに暮らす人々をモデルに人間の本質に迫ったピカソ(スペイン)やシャガー ル(旧ロシア/現ベラルーシ)、モディリアーニ(イタリア)などの画家や彫刻家、またパリの情景や風俗を写し出した写真家たちが、世界各地からパリを目指しました。また、日本の芸術家にとってもパリは特別な街でした。レオナール・フジタ(藤田嗣治)や菅井汲、堂本尚郎など、今日世界的な評価を得ている芸術家たちも、パリでその才能を磨き、開花させたのです。20世紀のパリで展開した外国人芸術家の仕事とその意義をふり返り、ルーブル美術館と並びフランスで最も人気のある文化機関のジョルジュ・ポンピドー国立芸術文化センター(国立近代美術館)の所蔵作品を紹介する展覧会です。

20070331_31458282約200点あまりのたくさんの作品は、どれも見応えがあり、中でも初めの方に展示されていたマルク・シャガール、モディリアーニ、パブロ・ピカソやカンディンスキーなどの作品がそれぞれに趣きが感じられてとっても素敵でした。いつまでも見入っていました。現代に移りゆくにつれて、そこに感じられる洗練されたファッションやモダニズムと前衛的な動きへと続き、全体を通して、とても作品の層が幅広く。

20070331_31525782一番いいなぁと思った作品は、シャガールの<エッフェル塔の新郎新婦>です。この主人公はシャガール自身と妻のべラ。時代に翻弄されながらも変わることのない夫婦愛をテーマに描いたこの絵を結婚のお祝い贈るのもまたいいのではと思いました。

だ見ぬ花の都 パリ。いつの日かジョルジュ・ポンピドー国立芸術文化センターも実際に訪れてみたいなぁと思いを馳せました。

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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

ホームページアクセス3万突破おめでとうございます。

ポンピドーセンター、いつか行ってみたいところですね♪

ン十年前、大学の卒業旅行でパリに行った時、ポンピドーセンターに行ってみました。

夜遅くだったので残念ながら中には入れませんでした。

しかし美術館の周りが階段広場のような広いスペースになっていて、夜明かりのもと、若者たちがあちこちに大勢たむろしていました。

若者たちの輪の囲みの中には、あの奇抜な建物が夜明かりに浮かび上がり、この広場からは今にも自由と新しい創作が生まれそうな、何か不思議な雰囲気に満ちていたのが、鮮明に記憶に残っています。

五郎 さんへ

ホームページアクセス3万突破、
本当にありがとうございます!
4月1日AM9過ぎで30,021hitでした♪

これからもがんばってまいります。

どうぞ、応援よろしくお願い致します☆(^0^)!

クフロ さんへ

コメントありがとうございます☆

ポンピドーセンターって、別名 国立近代美術館でしょう。
私は、はじめのうち作品を観ていて、「国立近代美術館 蔵」
とあるので、竹橋にある国立近代美術館から、
これらの作品を持ってきたのかと思いました。

私の友人も、竹橋から持ってきているのが結構あったよねー
と言っていたので、あぁ、みんなそう思ったりするのねと
感じました。

だって、竹橋の国立近代美術館で、昨年の春に同じような
藤田嗣治などの作品を観たのです。

途中で、係員の人に尋ねて、
国立近代美術館がポンピドーセンターの別名であるとわかったのですが。

何でもポンピドーセンターは、かなり大きなところのようですね。

ホント、いつか実際に行ってみたいです☆

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