シェ・イノ
瀟洒な建築様式、高い天井と陽光がふりそそぐ店内は、ここが東京の真ん中にいるとは思えないくらい、開放感を感じさせ自然でくつろいだ雰囲気。大胆かつ繊細なフレンチのテクニックのフレンチ界の巨匠、井上 旭シェフの「シェ・イノ」でランチを。http://www.manoirdinno.com/corp.html今日は春の成城会で、 国立新美術館に「異邦人たちのパリ」をみんなで観に行くことに。 その前に、展覧会のテーマ「異邦人たちのパリ」にちなみ、現在日本でフランス料理文化の担い手として大活躍しているシェフが、「異邦人」としてフランスで修業していた時代の「思い出の一品」を、それぞれのお店で「特別メニュー」として楽しめるということで、連れて行っていただきました。
落ち着きのある食器、調度品には、井上シェフが欧州修行時代に腕をふるった古き佳き時代のパリのレストランのエスプリを感じます。私に渡されたメニューは、お料理の名前はあっても金額が書いていないもの。金額のかかれていないメニューなんて、いかによいお値段なのか想像にかたくありません。戴いたお食事は、前菜から始まってどれも正統派のフレンチで量もたっぷりとあり、素晴らしい絶妙なバランスのとれた満足のゆくものでした。
そしてお目当ての井上シェフの代表料理 「仔羊のパイ包み焼き ゜マリア・カラス゜」。1960年代後半から70年代にかけて、井上シェフが名だたる三ツ星を回ったなかでも、群を抜いて華やかだったのが「マキシム」。歌姫マリア・カラスも顧客の一人だったそうです。 帰国後、井上氏は、日本人に仔羊の魅力を教えたいと、フォアグラとトリュフを巻き込んでパイ包み焼きに仕立て、ギリシア人ゆえ、仔羊が好物だった彼女の名を冠し、以来35年、不朽の名作になったといいます。ひとくち口に入れると、これが本当に仔羊!?と思うくらい、くせのないお味。古き佳き時代のフレンチを彷彿とさせるどっしりとしたお料理で、パイの中にフォアグラとトリュフを巻いた羊肉が入っています。ソースにもトリュフが使われている濃厚なもので、マデラ酒の入った酸味のあるコクのある濃いソースもとても美味しく、パンにつけて残らず戴きました。http://www.elle.co.jp/atable/data/recipe/show.php?id=17
乾杯のシャンパン、そして戴いた赤ワインも、お料理にぴったりで申し分なく、デザートもワゴンサービスで少しずつすべて戴きました。本当に素敵な時間を過せました。大人のフレンチを楽しめる名店です。こだわりの美味ここに極まれりといったランチを戴いて、さぁ!「異邦人たちのパリ」へ。
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