女の情念
「だから何度見たって、おまえにはできないんだから」と母。一緒に行きたかったのに仕方なしに一人、 東京国際キルトフェスティバルへ。http://www.tokyo-dome.co.jp/quilt/ ここ数年、毎年のように行っているのだが、母いわく、何度見ても同じと。でも友達から定点観測も必要なんじゃないと言われて、一人でもいいわと思い、東京ドームへ。
確かに毎年見ていると、今年は例年に比べて今ひとつ派手さがないようにも思えた。でも何度見ても確かに母のいうとおり、今の私には到底できそうにない。緻密な計算のもとデザインを決め、一針一針、キルトを作り上げていく。特別な規定も約束もない相対する位置に同じようなものを並べないクレイジーキルトというものを初めて見たがこれならできそうかしら。でも、こんなに大きな作品は、何年もの時間をかけて作りあげるのだから、本当にすごいなぁって思う。
日本キルト大賞の作品の数々も素晴らしく!http://www.tokyo-dome.co.jp/quilt/6/
写真の雪だるまは、何だか故郷、新潟の冬を思い出して とても懐かしいような、可愛らしいものだった。それにしても どんな思いでこういった作品を作りあげていくのだろう。 女として生きる喜びのようなものが込められているのだろうか。ひと針ひと針に込められた情念を感じると、少しそらおそろしい気もした。単に、今の私にはできないのだけど・・・
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
できないことはないと思います。馬も四つ足、鹿も四つ足・・という故事ではありませんが、キルトは「人」が作っているわけですから、ヤル気と執念(!)があれば、ラササヤンさんにも出来ないわけはないと思います。まずは手を動かしてみたら如何ですか?
投稿: 南無南無 | 2007年2月19日 (月) 09時53分
はじめまして
こんにちは^^
今日はじめて訪問したのですが
とても楽しく記事を拝見させて頂きました^^
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投稿: アコム | 2007年2月19日 (月) 17時30分
南無南無 さんへ
やる気はあります!でも時間がキビシイのが現実(><)ですね。
おうちで、奥さんをということになったら、挑戦してみたいものです。
まずは、小さなものから。この東京ドームで展示されているものは、
とても大きな作品が殆どで、中には2-3年以上もかけて
作られているものもあるそうです☆
アコム さんへ
はじめまして。応援ありがとうございます!
これからもどうぞよろしくお願い致します(^0^)☆
投稿: 葉 子 | 2007年2月20日 (火) 23時35分
ご無沙汰しております、葉子さん。
お蔭様で私もキルトフェスティバル、行ってきました。
今まで訪れる機会がなかったので、「どうして『展』じゃなくて『フェスティバル』なんだろう?」と不思議に思っていましたが、一足ドームに踏み入れて納得。
そこには、たくさんの人が思い思いに綴った色彩のダンスが!
展示している、というよりも、まさにお祭りと言うべきでしょう。
また、中央の展示場の周りには、生地を売っているブースがいくつもありました。色とりどりの、まだ繋ぎ合わされていない布を手にり、真剣な表情をしている女性を見て、キルト作家の皆さんにとってはこの「フェスティバル」が情報交換や勉強の場「ワークショップ」でもあるんだなぁ、ということにも驚きました。
「キルトジャパンから送られてきた生地で作ったの」と笑顔を浮かべていらっしゃる方も。
「わたしの知らない世界」を覗き見た、貴重な時間でした。
本当にどうも有り難うございました♪
投稿: saku | 2007年3月 3日 (土) 13時00分
saku ちゃんへ
キルトフェスティバル、楽しんで頂けてよかったです!
美しいもの、かわいらしいものがたくさんで、
心躍るフェスティバルですよね。本当に(^0^)♪
私はsaku ちゃんのまとまりのよい文章力に感動しています。
またぜひお気軽にコメントお寄せ下さいね☆
いつも同じ東京の地から応援しています!
投稿: 葉 子 | 2007年3月 8日 (木) 01時36分