滝 ~千住博氏と
光を放つ一幅の絵。どこから流れおちる滝でしょう。神秘的で力強く惹きつけられてやみません。いつまでもそこに立って、眺めていました。アメリカ・フィラデルフィア美術館の松風荘に入るという、世界的に活躍されている千住博氏の滝の絵を堪能しました。 http://www.yamatane-museum.or.jp/exh_current.html
滝というのは、その中に生と死、希望と絶望、光と闇、静と動、明と暗があり、重力によって勢いよく下に落ち、重力にさからって飛沫が跳ね上がる・・・そういうふうにこの世界のあらゆることを両義的に表していると思えます。
NHKの「新日曜美術館」で制作過程を拝見していたので、こうして実際に作品を観るのをとても楽しみにしていました。折りしも、この日は山種美術館にて千住先生のサイン会があったのです。作品集を買いもとめ、ご本人にサインや握手をしていただき、一緒に写真も撮っていただいて、感激もひとしおです!たくさんの方々にサインをされながらもとても細やかな気配りをされていて、お人柄の素晴らしさを感じました。この滝の絵を観ずして一年は始まらないという、そのくらい価値のある素晴らしい作品です。ぜひ足をお運び下さい。
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