秘すれば ~ 江戸の初春
「第51回現代書道二十人展」を上野松坂屋にて。「現代書道二十人展」は1957(昭和32)年に誕生し、2006年に50周年の節目を迎えた。社中・団体の壁を越えて、これまで75人の巨匠たちが毎年新作を発表してきた展覧会。文化功労者の成瀬映山氏らの作品を展示している。どの作品も風雅を感じさせ、また勢いがあり、書家の意欲や挑戦が伺えます。ただいかんせん、行書、草書も多く全文を読むのはむつかしいものです。さらに古文漢文の知識がもっとあれば、よりいっそう深く楽しめるのだろうなぁとも。けれども、こういった作品に向き合う際の書家の書いているさまなどを想像すると、きっと思いきって書くのだろうなぁ、どんな気持ちなのかなぁと、楽しめました。写真は、新井光風の「談風月(書言故事)」(縦70×横113cm)
出口近くにあったひとつの作品に惹きつけられました。これなら私も読めます。「秘すれば花」うーむ、まさに現在の私の心境。今年の私の標の言葉となりましょう。心しておこう。胸に秘めたるこの思ひも「秘すれば花」
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