繊細美~ボタニカル・アート
野に咲く花を手折ってみる。太陽の光に翳しながらじっと見ると青々とした葉っぱ一枚のその葉脈の一本一本。葉を覆った繊毛は目を凝らして見ないと、よくわからないほど。いや、普段こうしたところまで、私たちは目を向けないというのが、本当のところだろう。 植物画(ボタニカル・ アート)は、植物の分類上注目すべき特徴を強調し、花と果実、解剖図を一枚の画面の表現したもの。茎、がく片、花びら、雄しべ、心皮(雌しべのもとになるもの)など、植物学的な記録の手段として草花の構造を正確に描写した芸術作品である。植物画というジャンルがあることを初めて知った。ましてや植物画家というこんなにも繊細な美しさを追求するという新しい発見だった。
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コメント
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葉子さんこんばんは。そしてご無沙汰していてごめんなさい><;
お蔭様で私も東郷青児美術館へ行ってきました。最終日ということで大変混雑していましたが、私にとって未知のジャンルに出会えたこと、とても嬉しく思います。
一番のお気に入りは「ブルネイのどんぐり」と「ズッキーニのまきひげ」の二点。前者は可愛いどんぐりの規則的な整列、後者は対照的に、画面一杯に不規則に流れるラインが印象的でした。あまりに気に入ったので、どんぐりの方はポストカードも購入してしまいました。
流石、あれだけ植物の細部に注意を払うことができる人達なので、作品の署名まで驚くほど几帳面に記されていることに、思わず笑みがこぼれました。
書き込み遅くなってしまいましたが、本当に充実した時間を過ごさせて頂いたこと、お礼申し上げます♪
投稿: saku | 2006年7月20日 (木) 01時04分
sakuちゃんへ
コメントどうもありがとう♪
とっても熱心にご覧いただいて楽しんで下さった様子がよく伝わってきました。
面白いジャンルよね、ボタニカルアートって。
ホント、新たな発見です!今度、本屋さんで大人のぬり絵も見てみてね!
まさにボタニカルアートだから(^0^)
投稿: 葉 子 | 2006年7月26日 (水) 01時08分