絹谷幸二氏と
絹谷幸二氏の作品でイタリアの街や景色を描いたものには、とっても大きな真紅の太陽が鮮烈な印象をはなっています。金色の雲、燃えるような真っ赤な太陽。こんなにイタリアの太陽って赤いものなのだろうかと。そんなことを思っていたところ、会場の中で、絹谷幸二氏、ご本人がお客様と話をしていらっしゃるのに気付いて、驚きました。会場を出て画集を買い求めていたところへちょうど出ていらして、お話させて頂きました。
・イタリアの太陽は、こんなにも赤いものなのですかという私の問いかけに
絹谷氏 「イタリアは、フランスやドイツよりもアフリカに近いので、
だから太陽もひときわ大きく赤いのです。」
・作品の多くが2006年の作とありましたが、こういった大きな作品をいったいどのくらいのスピードで仕上げていくものなのでしょうか。
絹谷氏 「2005年から2006年にかけて完成したものであって、すべて2006年に作ったものではないんですよ。作品を並べて描いていくのです。」
お話を伺って、イタリアという国の空気感が氏の作品にはそこはかとなく表現されていると実感しました。見えないものを見えるように伝えること、これは絵画だけでなく音楽、心いろんなものに通ずるのではないでしょうか。
迫力のある素晴らしい作品を描かれる絹谷幸二氏、ご本人にお目にかかれて、お話もでき、とても嬉しく記念すべきひとときでした。
※役立つブログ・話題のブログがいっぱい!
→ 人気blogランキングへ
« ア・フレスコ画法 | トップページ | ウチョウラン »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 深まる秋にバイオリンを楽しむ(2010.11.22)
- ■決定版!【吉祥寺こだわりグルメ ☆ 新・東京見聞録 】 ~スーパーJチャンネル(2010.10.08)
- 私、ク・ドンベクさんと結婚したい!~ 『アクシデント・カップル』最高の韓流ドラマ☆(2010.10.05)
- 「すべてはこの暑さ、あの太陽のせいだ」(2010.07.27)
- 成城のお風呂屋さん ~ 移りゆく街の風景(2010.05.25)
この記事へのコメントは終了しました。
« ア・フレスコ画法 | トップページ | ウチョウラン »
コメント