パウル・クレー
初めて観て、この人の作品がとっても好き!と。一本の線が織りなすその不可思議さ、色彩の豊かさ。スイスが生んだ偉大な画家パウル・クレー(1879~1940年)は、ドイツ人で音楽教師の父とスイス人で声楽家の母のもとに生まれました。幼いころから音楽に親しみ、また音楽的天分も持ち合わせていた彼は悩んだ末、興味を感じていた絵画の道を目指しミュンヘン美術学校へ進学します。その後、描線を主体にした独自の表現を磨きますが、1914年北アフリカ・チュニジアへの旅行がきっかけとなって色彩に覚醒し、「色彩の魔術師」ともいわれる美しい色彩が巧みに重ね塗られた水彩や点描作品を生み出します。上記の作品、何だ かわかりますか?「動物たちが出会う」というタイトルでした。またクレーの作品には、ピラミッドも象徴的なもののひとつとなっています。そして、彼の作品のタイトルとそれに寄せる言葉の深遠たる哲学的な香りに、とても感銘を受け本当に素晴らしいひとときでした。
※現在のランキングチェックは下記
→ 人気blogランキングへ
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 深まる秋にバイオリンを楽しむ(2010.11.22)
- ■決定版!【吉祥寺こだわりグルメ ☆ 新・東京見聞録 】 ~スーパーJチャンネル(2010.10.08)
- 私、ク・ドンベクさんと結婚したい!~ 『アクシデント・カップル』最高の韓流ドラマ☆(2010.10.05)
- 「すべてはこの暑さ、あの太陽のせいだ」(2010.07.27)
- 成城のお風呂屋さん ~ 移りゆく街の風景(2010.05.25)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
こんばんは(^o^)丿
私、この方知りませんでした。
葉子さんがおっしゃるように、なんとも言えない魅力がありますね。
私も是非、実物を観てみたいです。(*^^)
投稿: amies | 2006年3月11日 (土) 22時04分
amiesさんへ
ありがとうございます(^0^)
晩年には、天使をモチーフにした作品などもあるんですよ。
独特の世界観と、またそれについている彼の詩やタイトルが本当に深いんです。
機会があったら、ぜひ実物をご覧になってみて下さいね☆
投稿: 葉 子 | 2006年3月14日 (火) 00時32分