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「春の雪」

20060223_519922 手に入らないから欲しい。永遠でないから、美しい。三島由紀夫の遺作となった『豊饒の海』四部作。モチーフは、輪廻転生である。私が感じたのは、この時代においてのブッダ(仏陀)。自死しても、輪廻転生すると信じていたブッダ、お釈迦様の研究をしていた三島由紀夫の世界を映画という媒体で見事に表現した。ラストの蝶々が2匹飛んでいくシーンは、三島が『豊饒の海』の主題である輪廻転生を暗喩して、素晴らしいまとまり。三島の世界を映像で表現するのは、難しい。美の本質を解らなければ表現できない。三島は「美」に魅せられて、自らの命も「美」を持って演出したのだと思う。

柱で場面・季節が季節が変わる。柱を象徴的に使った見事なカメラワーク。時空を遊泳している三島文学を表現する上でのひとつの、三島が追求した時間の概念を柱が象徴している。手元の『豊饒の海』四部作。ぜひとも読まなくては。

音楽もマーラー第5番4楽章アダージェットでしびれた。気だるさ。時間が対等に流れる。ルキノ・ビスコンティの「ベニスに死す」のファーストシーンでも流れていた。同じ曲であるというのは、ルキノ・ビスコンティが求めていた美と三島の求めいた美が、いわゆる耽美主義を、私は感じました。

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